当館から車で3分程に県指定文化財となっている平家庭園がございます。
江戸時代中期の作といわれ、６千坪に及ぶ屋敷の中にあります。
能登の庭園文化史上、傑出している事から昭和53年、県指定文化財に登録されました。
 昭和20年頃、富山県福光町に疎開していた棟方志功は能登の環境と平家が非常に気に入り、この平家に二週間滞在しました。
帰路に立つ数日前、志功はお世話になった御礼にと襖一面に絵を書き、お礼の気持ちを表したいと申し出ました。
 しかし、志功の事をよく知らなかった当主はその申し出を丁重にお断りしてしまい、後にこの事を非常に後悔したそうです。
 当館にお越しの際、お立ち寄りになってみては如何でしょうか！